どうも、おもちです。
せっかくLINEスタンプを完成させて審査に出したのに、届いた通知は「リジェクト(審査不承認)」……。
時間をかけて作ったスタンプが審査に落ちると、ショックですよね。

「何がダメだったの?」
「どこを修正すればいいの?」
「もう一度審査に出せるの?」
こんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
私は無料の画像編集ソフト「GIMP」を使って、LINEスタンプを約300個作ってきました。そのなかで、審査に落ちた経験もあります。
この記事では、実際にスタンプを制作した経験をもとに、LINEスタンプの審査に落ちる主な原因と、リジェクトされたときの対処法を紹介します。
- LINEスタンプの審査に落ちる主な原因
- 背景の透過漏れや画像のゴミを確認する方法
- 著作権・肖像権などで注意したいこと
- リジェクトされたあとの修正・再申請方法
- 審査に出す前に確認したいチェックリスト
LINEスタンプの審査に落ちる主な5つの原因
LINEスタンプの審査では、画像の仕上がりだけでなく、タイトルや説明文、スタンプの内容、第三者の権利なども確認されます。
LINE Creators Marketの公式ガイドラインでは、画像・テキスト・モラル・広告や寄付・権利や法律などについて審査基準が示されています。
- 画像の不備や見えにくい部分がないか
- タイトルや説明文に誤りがないか
- 暴力的・性的など、不適切な表現がないか
- 広告や寄付を募る内容になっていないか
- 著作権・肖像権などの権利を侵害していないか
審査に落ちる理由は作品ごとに異なります。まずはリジェクトの通知に記載された理由を確認し、該当する箇所から修正しましょう。
原因1:スタンプ画像に不備がある

自分でイラストを描いてスタンプを作る場合、画像の不備には注意が必要です。
イラスト自体は問題なくても、背景が透過されていなかったり、消し残しがあったりすると、修正が必要になることがあります。
ここでは、制作時に確認しておきたいポイントを紹介します。
背景の透過漏れ
LINEスタンプの画像は、背景を透過して作成する必要があります。
背景を透明にしたつもりでも、一部に白や別の色が残っていることがあります。
特に、イラストを描き直した部分や、レイヤーを重ねた部分は要チェックです。
背景が透明になっているか、画像編集ソフトで確認してから保存しましょう。
GIMPで背景の透過漏れを修正する方法
私が使用しているGIMPでは、画像やレイヤーの状態によって操作方法が異なりますが、選択ツールを使って不要な部分を透明にする方法があります。
- 対象のレイヤーを選択する
- 必要に応じてアルファチャンネルを追加する
- ファジー選択などのツールで不要な部分を選択する
- 選択範囲が正しいことを確認して削除する
- 背景が透明になっているか確認し、PNG形式で保存する
※操作方法は画像の構造やGIMPのバージョンによって異なります。削除する前に、必要なイラストまで消えていないか確認してください。
線状・点状のゴミや消し残し
イラストを修正したあと、細い線や小さな点が残ってしまうことがあります。
制作中は気づかなくても、画像を拡大すると、消し残しが見つかる場合があります。
- 画像を拡大して細部を確認する
- 消しゴムのサイズを調整して、不要な部分を丁寧に消す
- レイヤーを分けて、修正しやすい状態にしておく
- 背景色を一時的に変え、ゴミや透過漏れを見つけやすくする
背景を白くしたレイヤーを一時的に重ねる方法もあります。ただし、最終的に書き出す画像では背景が透明になっていることを忘れずに確認しましょう。
画像の重複や登録ミス
LINEスタンプを複数作っていると、同じ画像を誤って2回登録してしまうことがあります。
私のように多くのスタンプを制作する場合、画像の管理が重要です。
- ファイル名に連番を付ける(例:01.png、02.png)
- 登録済みの画像を一覧表で管理する
- メイン画像・スタンプ画像・タブ画像を区別する
- 登録前に画像を一覧表示して、重複がないか確認する
ファイル名を連番にするだけでも、登録漏れや重複に気づきやすくなります。
ただし、画像が重複していることだけで必ず同じ審査結果になるとは限りません。公式ガイドラインでは、既に販売または審査されているスタンプの複製などが審査対象として挙げられています。
文字の誤字やスペルミス
スタンプ画像に文字を入れる場合は、誤字やスペルミスにも注意しましょう。
例えば、次のようなミスです。
- 日本語の漢字や送り仮名が間違っている
- 英語のスペルが間違っている
- タイトルや説明文と、実際のスタンプの内容が合っていない
自分では正しいと思っていても、思い込みで間違えてしまうことがあります。
文字入りスタンプは、制作した本人だけでなく、第三者にも確認してもらうと誤字を見つけやすくなります。
見やすさや画像サイズにも注意
画像のサイズや形式が制作ガイドラインに合っているかも確認しましょう。
通常の静止画スタンプでは、公式ガイドラインに画像サイズやPNG形式、背景透過などのルールが掲載されています。
また、画像が横長すぎたり、イラストが小さくて見えにくかったりすると、視認性の問題につながる可能性があります。
原因2:タイトルや説明文に誤りがある
「タイトルや説明文は文字数さえ守れば大丈夫」と考えていませんか?
実は、文字数以外にも確認したいポイントがあります。
例えば、公式ガイドラインでは、次のような点が挙げられています。
- タイトルや説明文に誤りがある
- スタンプ画像の内容と説明文が矛盾している
- URLや告知文言が含まれている
- 定められた形式や文字数などのルールに合っていない
スタンプの画像に問題がなくても、テキストの内容が原因で修正を求められる場合があります。
タイトル・説明文・クリエイター名・コピーライトを、それぞれ確認しておきましょう。
原因3:暴力的・性的など、不適切な表現がある
LINEスタンプは、日常の会話で使いやすいことも大切です。
暴力的な表現や性的な表現、犯罪を助長するような内容などは、審査で不適切と判断される可能性があります。
公式ガイドラインでは、特定の個人や団体への誹謗中傷、現実的な殺傷表現なども審査上の注意点として示されています。
例えば、次のような内容には注意が必要です。
- 相手を強く侮辱したり、攻撃したりする表現
- 暴力や危険な行為を助長する表現
- 性的な表現や露出の多い画像
- 特定の人やグループを傷つける可能性のある内容
私自身も、過去に攻撃的・性的と受け取られかねない表現で修正が必要になった経験があります。
ただし、表現の可否は内容や状況によって異なるため、個別の例だけで判断せず、最新の公式ガイドラインを確認してください。
原因4:企業広告や寄付を募る内容になっている
LINEスタンプを販売する場合、企業やサービスの広告・宣伝を目的とした内容には注意が必要です。
公式ガイドラインでは、企業商業用の広告・宣伝や、チャリティー・寄付を募るものなどが審査上の注意点として挙げられています。
また、企業ロゴを使用している場合も、単にロゴを載せればよいわけではありません。ロゴなどの素材には商標権や著作権が関係することもあります。
自分が作ったイラストであっても、第三者のロゴやブランド名を無断で使用してよいとは限りません。
オリジナルのスタンプを作る場合は、宣伝目的になっていないか、他者の商標などを使っていないかを確認しましょう。
原因5:著作権・肖像権などを侵害している
自分で描いたイラストでも、他者の権利に関係する要素が含まれていないか注意が必要です。
例えば、次のようなケースです。
- 許可を得ずに他人の写真を使用する
- インターネット上の画像を無断で使う
- 有名なキャラクターに似せたイラストを作る
- 有名人の顔や似顔絵を、権利関係を確認せずに使用する
- 素材サイトの画像を、利用条件を確認せずに使う
インターネットで公開されている画像だからといって、自由に使えるとは限りません。また、素材サイトの素材であっても、スタンプ販売への利用が認められているかは利用規約によって異なります。
著作権や肖像権などに不安がある素材は、安易に使用せず、権利者の許可や利用条件を確認しましょう。
詳しくは、LINEスタンプ審査ガイドラインを確認してください。
LINEスタンプがリジェクトされたときの対処法
審査に落ちても、すぐに制作をあきらめる必要はありません。
まずは、どの部分に問題があるのかを確認し、修正できるものは修正して再審査をリクエストしましょう。
手順1:リジェクトの理由を確認する
まず、LINE Creators Marketのマイページにログインし、該当するスタンプのステータスやメッセージを確認します。
リジェクトの理由を確認したら、どの画像やテキストを直す必要があるのか整理します。
手順2:該当箇所を修正する
理由に応じて、画像やテキストを修正しましょう。
- 背景の透過漏れ → 背景を透明にして保存し直す
- 画像の不備 → サイズ・形式・見え方などを確認する
- 誤字や説明文の不備 → 正しい文字に修正する
- 権利に関する問題 → 許可のない素材を使用しない形に見直す
- 内容に関する問題 → ガイドラインに沿うように表現を変更する
リジェクトの理由がわからない場合は、公式の審査ガイドラインやヘルプを確認しましょう。
手順3:修正したスタンプを再審査に出す
修正が終わったら、LINE Creators Marketのマイページから再審査をリクエストします。
公式ヘルプでは、リジェクトされたスタンプの編集や再審査のリクエストは、LINE Creators MarketのWeb画面から行う方法が案内されています。
操作方法は変更される可能性があるため、最新の案内を確認しながら進めてください。
審査落ちに備えて、制作データを保存しておこう
スタンプがリジェクトされたとき、元の制作データが残っていないと修正に時間がかかってしまいます。
私がGIMPで制作するときも、編集できるデータと、審査に提出する画像を分けて保存することをおすすめします。
- 編集用の元データ(GIMPならXCF形式など)
- 審査に提出するPNG画像
- 必要に応じて、修正前・修正後の画像
元データがあれば、イラストを最初から描き直さずに修正できる場合があります。
画像のファイル名も連番などで整理しておくと、どの画像を直せばよいのか把握しやすくなります。
審査に出す前の最終チェックリスト
審査をリクエストする前に、次の項目を確認してみましょう。
- 背景が正しく透過されている
- 線や点などの消し残しがない
- 画像のサイズ・形式・容量が規定に合っている
- 文字に誤字やスペルミスがない
- 同じ画像を重複して登録していない
- メイン画像やタブ画像も確認した
テキスト・内容のチェック
- タイトルや説明文に誤りがない
- 画像とタイトル・説明文の内容が一致している
- 不適切な表現や宣伝目的の内容がない
- 著作権・肖像権・商標権などに問題がない
- 公式の審査ガイドラインを確認した
最後は、必ず公式の審査ガイドラインを確認してから審査をリクエストしましょう。
まとめ:LINEスタンプの審査落ちは原因を確認して修正しよう
LINEスタンプがリジェクトされた場合は、まず通知に記載された理由を確認し、該当箇所を修正することが大切です。
今回紹介したポイントを振り返ります。
- 画像の透過漏れや消し残しを確認する
- タイトル・説明文・スタンプ内の文字を確認する
- 暴力的・性的などの不適切な表現を避ける
- 企業広告や寄付を募る内容に注意する
- 著作権・肖像権などの権利を確認する
- 編集用データとPNG画像を保存しておく
- リジェクトの理由に応じて修正し、再審査をリクエストする
私もLINEスタンプを約300個作るなかで、審査に落ちた経験があります。
だからこそ、審査に落ちたからといって、すぐにあきらめる必要はないと思っています。
原因を確認して修正できるところを直し、次の審査につなげていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


